平成30年加納西小たてわり地域探検
インフォメーション
平成30年11月14日(水)加納西小学校のたてわり地域探検で、子ども110番の家を、たてわりグループという、一年生~六年生までで作る6、7人で1グループが午前中で6組訪問してくれました。児童達で、子ども110の家を訪問した時に、ミッションをクリアしていくという行事です。いわゆる、地域の人々とコミュニケーションをしてきましょうとのことです。昨年も同様の行事が行われ、訪問してきた児童達に、畳コースターを配りました。今年は事前にミッションの打ち合わせがあり、コースター作りをしますと伝えておきました。畳縁で小物入れを、訪問予定人数分より余分に製作しておき、製作体験した児童に1つずつ選んでもらい差し上げました。コースター製作を打ち合わせしときましたが、畳縁で作るクルミボタン、畳表の両端のひげの部分を丸めて、置物飾りを製作する3パターンを準備して児童達にやりたい製作体験を選んでもらいました。い草の置物飾りが一番人気で、6人中3、4人がどのグループも体験していき、コースターは2人って感じでした、1グループの割合は。クルミボタンは、45人ぐらい訪問してくれたなかで希望してくれた児童は1人だけでした。置物飾り、コースター、クルミボタン、小物入れの製作部品はすべて、100均の商品を仕入れてきました。い草置物飾りは丸めたい草のひげに、千代紙を巻き付け、和柄テープで止めて、和風シールを貼ってもらうのですが、紙を巻き付けテープで固定するってことを手付きが児童達には難しく、説明しながら、製作体験してもらうのに、対応がかなり大変でした。コースターは和柄テープを2本貼り合わせるだけで説明すれば児童達も上手に出来ました。クルミボタンは製作治具ではめ込むのに力が必要なため、押し込む作業は私が行いました。見本で製作したボタンを希望者に差し上げました。ちなみにコースターを製作するときに、熊本産畳表の2種類準備して品質の良い方を選んでねって促して、2種類手に取り触った感じで比較してもらいました。麻綿Wと綿々でしたが、児童でも、品質の違いを感じ取ってくれました。畳表にはランクがあり、品質により、値段が変わることをわかってほしかったので、実験がてら行ってみました。触って比較すると、地の厚みの違いは、児童達でも100%気付いていただけました。だから、やはり、畳工事見積り時には、サンプル畳表を提示して選んでいただき工事単価を決定していただく見積りが必要と感じました。よく、電話での問い合わせで、1畳の単価の問い合わせがありますが、サンプルを見ていただいて見積りさせていただけるとありがたいです、と、電話対応しておりますが、一番お値打ち金額だけ確認されて、また、検討しときます、と、電話を切られてしまいますが、値段のみで判断されることの無いように、お客様にはお伝えしたいところであります。尚、製作体験、小物入れを差し上げたのは、知り合いを通じて、大変好評だったと聞いております。これを機に、町の畳屋さんの存在、畳について、少しでも情報発信し、興味をもってもらえればとの思いでやらさせていただきました。来年も同様な行事で、加納西小学校の児童達とふれあう時間があると幸いです。行事の様子が、11月17日(土)の中日新聞朝刊の記事になりました。畳屋さんでのふれあう様子の画像を載せていただき大変光栄です。ありがとうございました。